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育児に悩んだ時の処方箋【お薦め本7選!】子育て中のパパママ必読

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育児本と聞くと、教育熱心な親が読むもの、というイメージがありませんか?
そして内容も難しかったり、中には理想論すぎて現実的には実践が難しいものもありますよね。


私がオススメするのは堅苦しい育児本ではなく、読むだけでパパ・ママの元気・勇気が湧いてくる栄養剤のような本たちです。

中には「育児本」のカテゴリーではない本も含まれていますが、読めばまぎれもなく育児や教育に素晴らしい気づきを与えてくれる本ばかりです。
ぜひチェックしてみてくださいね。

 

 

子育て中のパパママに読んでほしい、子育てに効く本7選!

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ではさっそく紹介していきます。
どの本も机上の空論や単なる精神論ではない、現実の子育てに活かせる具体的な方法が紹介されています。
明日からの子育てに明るい光が差すような、そんなパパママが前向きな気持ちになれる本ばかりですよ。

子育てに効くオススメ本【お母さんのための「男の子」の育て方】

お母さんのための「男の子」の育て方

お母さんのための「男の子」の育て方

 

 人気の学習塾「はなまる学習会」を立ち上げた高濱正伸先生の著書です。
高濱先生の信念である、ただ勉強ができる子を育てるのではなく「メシが食える大人」に育てるためのメソッドが盛りだくさんに詰め込まれています。

お母さんにとって、性別の違う男の子は未知の生きもの。
子供だけじゃなく旦那さんもそうですが、まずは「男ってこういう生き物なんだ」ということを知って受け入れることから始めるのだそう。

  • 2秒目を離したらどこかへいなくなってるのが男の子
  • 男の子はお母さんが世界でいちばん大好き
  • 将来「この人と一緒に仕事がしたい」と思ってもらえる魅力的な大人に育てる

各年齢ごとの、息子の育て方・接し方・いじめられた時の親の対処法などなど、非常に参考になる高濱流メソッドが満載です。

勉強やスポーツだけでなく、身だしなみの大切さなどにも触れています。
それは単にマナーの問題だけでなく、相手の気もちを推し量れるコミュ力でもあるからです。

「メシが食える男」になるために必須の条件ですね。

笑いとユーモアを織り交ぜたとても魅力的な本で、読んでいると育児に対して自然と前向きで明るい気持ちになっていくのが高濱先生の著書の魅力です。

女の子のママが読んでも参考になる部分が大いにありますよ。

 

子育てに効くオススメ本【お母さんのための「女の子」の育て方】

お母さんのための「女の子」の育て方

お母さんのための「女の子」の育て方

 

 同じくはなまる学習会の高濱正伸先生の著書で、こちらは題名の通り女の子の育て方に特化しています。
「女同士」の付き合い方をどのように上手に作り上げていくのかが、各年齢ごとに分けて具体的に書かれています。

  • 勉強だけでなくおしゃれにも関心を持たせるようにしむけてあげる
  • 思春期になったら先輩が後輩に教えるように導く
  • お母さんの昔の恋の話を教えてあげたりして女同士、本音で話す

このように、勉強だけでなく、思春期以降の娘への接し方まできめ細やかに書かれています。

そして見た目の大切さにも触れています。
単に、女の子は可愛く、とかそういうことではありません。

 

勉強はできるけれどもおしゃれには一切関心を示さない女性がいますが、実は心の奥深くで「自分なんかには似合わない」という自己否定が隠れていることも多いそう。

 

決して着飾ることが良いという意味ではないのですが、自分の娘には自信をもって魅力的に輝く女性に育ってほしいですよね。


教育の本で、頭(勉強)心(他者との関わり)体(健康な体)をどう作ってあげるかを説いている本は多いですが、おしゃれをする心の必要性を説いているのがとても面白いと思いました。

現実社会を生き抜いていく子供を育てるための説得力がある本です。

子育てに効くオススメ本【伸び続ける子が育つお母さんの習慣】

伸び続ける子が育つお母さんの習慣 (青春文庫)

伸び続ける子が育つお母さんの習慣 (青春文庫)

 

またまたこちらも高濱先生の著書です。
男の子のママも、女の子のママも。すべてのお母さんの必読書といえる一冊です。

  • 幼少期はとにかく外で遊び尽くせ!~問題解決能力の創造
  • 挨拶ができない人で仕事ができる人はいない!~勉強よりまず挨拶が大事
  • 漢字練習だけは無理やりにでもやらせていい!~漢字は書けないけど心は優しいんですで仕事がデキるやつはいない

ひとつひとつのメソッドが、的を得ていてとても説得力があり、読みながら思わず「うん、うん」と深くうなずいてしまう箇所がたくさんあります。

そして読後は、難しいことはできなくても、とにかく

お母さんがいつも笑顔でいきいきとしてたらいいんだな

という、ごくごくシンプルなたった1つの真実が、子育てのすべてかもしれない、と思いました。

この本を読むことで、たくさんのお母さんが、笑顔になれるのではないかと思います。
もちろん、ママがいつも笑顔でいるってなかなか難しいことです。

だけど、意識するだけでも違います。
お母さんが笑顔でいられるためのヒントも、本書にたくさんちりばめられています。

 

子育てに効くオススメ本【親子で始めるプログラミング教育~子供の論理的思考と問題解決力を高める育て方】

 

まんがでわかる 親子で始めるプログラミング教育 子供の論理的思考力と問題解決力を高める育て方

まんがでわかる 親子で始めるプログラミング教育 子供の論理的思考力と問題解決力を高める育て方

 

 2020年から、小学校でも本格的にプログラミングの授業が始まりますね。
それに先駆けて、娘の小学校でも、パソコンの授業が時々行われています。
まだ一年生なので、キーボードをたたいたり、マウスを操作する練習程度ではありますが。

さて、そんな中、ちまたでは民間のプログラミング教室が開催されたり、小学生向けのプログラミンゲームや本なども多くみかけるようになりました。

取り残されていくのは親の方・・
これでは少し、心もとないですよね。

我が子が新しく勉強するプログラミングとは一体どんなものなのか、親の方も、本書を読んで簡単に触れてみてはいかがでしょうか。

こちらの本は、マンガ文章で、プログラミングについてとてもわかりやすく解説してくれています。

パソコンの知識ゼロの親でも難なく読めます。

 

  • なぜ今プログラミングが小学校の授業で取り入れられることになったのか
  • プログラミングとは何か

 この答がこの本には端的に描かれています。

  • プログラミングを学ぶことで、論理的思考を身に着け、日常生活の中で自ら工夫して問題解決する力(=生きる力)を身に着ける
  • 私たちの生活を支えているコンピューターの基本的原理を学ぶことで、将来の仕事に活かすことができる

これからの子供たちは、将来、プログラマーにならなくても「プログラミングされたものを扱う仕事」に関わる可能性は大いにあるでしょう。

その時に、プログラミングに精通はしてなくても、少なくともプログラミングとはどういったものなのかを理解している必要があります。

そしてプログラミングを学ぶことで論理的思考を身に着けることは、すべての職種で応用できる考え方の基礎でもあります。

生活面でも、上手な時間の使い方や、要領よく物事を進めていく力の土台ともなるのだそう。

この本を読むことで、プログラミングについて知ることと、プログラミングを学ぶことで何を得られるのか、親子で学ぶとても良い機会になりますよ。

世の中の変化するスピードが速い今の時代、子供だけでなく、親も日々勉強する姿勢が大事だと痛感します。

といっても小難しく考えないで、子供といっしょに楽しみながら学ぶという姿勢でいるくらいで良いのではないでしょうか。

 

子育てに効くオススメ本【女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと】

 

女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと

女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと

 

 育児本というには、少々刺激が強く粗削りかもしれません。
でも、著者の西原さんのたくましさ、力強さ、そして荒波にもまれた彼女の半生から垣間見る、飾りのないまっすぐな言葉が、心にスッと突き刺さるのです。

 

男の人に頼る人生ではだめなのだということ。

男の人でしくじらないために、ダメな男を選ばないようにすること。

自分の力で生きていけるようにならなければいけないということ。

 

「女の子こそ、生きていくための戦略を立てましょう。」

 

そう教えてくれるこの本は、間違いなく、女の子を育てるママの心のバイブルになります。

ご自身の体験から来る力強い言葉には説得力があり、胸を打ちます。

時々、読み返したくなる一冊です。

 

子育てに効くオススメ本【久保田カヨ子先生の頭のいい子に育つ五感のびのび育児】

 「脳科学ばあちゃん」親しまれ、以前はテレビでよく取り上げられていましたね。
ご存知の方も多いのではないでしょうか。


旦那さんは脳科学の権威である大学名誉教授で、カヨコばあちゃんの息子さんは東大卒です。
それもあって、彼女が有名大学に行かせるための早期教育を提唱していると思われがちなようですが、実は学歴なんて二の次で、

「どんな状況でも生き抜く力を持った子供に育てること」

がカヨ子おばあちゃんの一番の目的です。

 

育児ほどクリエイティブな仕事はない!

子育ては女の特権、男にやらせるのはもったいない!

離乳食なんて作らなくていい!

 

などなど、小気味よい口調でピシっと言い放ってくれるのカヨ子おばあちゃんですが、そんな彼女の育児メソッドが写真つきでわかりやすくまとめられた一冊です。

  • 1日1回は全力で遊ばせなさい
  • よく動く手を よく動く目玉を よく動く口を 養いなさい

日常の何気ないシーンの中に、子供の感性を磨くチャンスがたくさん転がっています。
そこに敏感に気づけるのか、見過ごしてしまうのかは親次第ですよね。

五感を使ったのびのび育児をする方法、楽しく学んでみませんか。

本書は0~1才向け、2才~3才向け もあります。

子育てに効くオススメ本【お母さんの工夫 モンテッソーリ教育を手がかりとして】

モンテッソーリ教育を手がかりとして お母さんの工夫

モンテッソーリ教育を手がかりとして お母さんの工夫

 

 以前、教育系のサイトでモンテッソーリに関する記事を書く機会があったのですが、その際に参考として読んだのがこの本です。 

イタリアの女性医学士であり教育家のマリア・モンテッソーリが生み出した「自立した人間を育てる」ことを目的とした教育法です。

最近はモンテッソーリ教育を取り入れた幼稚園・保育園も多いので聞いたことのある方も多いかと思います。

日本の教育方法とは全く異なり、ハタから見ると「一風変わった」育児方法に見えるかもしれません。

  • 幼児の遊びは、独自の教具を使った「お仕事」と呼ばれます
  • 親や先生は子供に対し不要な語り掛けはせず静かにジッと見守ります

手出しも口出しもせず子供のすることをジッとみつめる様子は、モンテッソーリを知らない人から見ると「放置」と誤解され異様な光景に映ることもあるかもしれません。

でも、そこには子供の自主性を最大限に引き出し、子供が自ら成長するのを大人が邪魔をしないという、モンテッソーリの素晴らしいメソッドがあるのです。

モンテッソーリ以外にも、世界には実に様々な教育方法があります。

日本人に比べると、欧米では比較的自分の意見をきちんと主張できる自立した子供が多いと感じますが、こういった幼児教育の違いも影響しているのでしょう。

もちろん、日本の教育には日本の教育の良さがあります。

子育ての方法はひとつではないのだ、こんな子育て方法もあるのだと知ることは、親としても視野が広がるのではないでしょうか。

育児について、とても新鮮な驚きと、新しい気づきをくれる一冊です。

子育てに効くオススメ本【窓際のトットちゃん】

窓ぎわのトットちゃん (講談社青い鳥文庫)

窓ぎわのトットちゃん (講談社青い鳥文庫)

 

 これ、育児本じゃないですよね?とお思いの方もいるでしょう。
黒柳徹子さんの自伝的著作の、名作中の名作です。


誰が読んでも面白いこちらの作品ですが、子を持つ親が読んだとき、これ以上の育児書はないのではと思えるほどの、育児・教育に関する素晴らしいヒントがたくさん詰まっています。

黒柳徹子さんが実際に通っていた一風変わった小学校、トモエ学園で起こった本当の物語です。


自由が丘にあったこの学園は、校門のかわりに大きな2本の木、校舎のかわりに使わなくなった電車の車両が置かれていました。

 

トモエ学園の創立者であり校長先生でもあるのは当時の教育家、小林宗作氏。
1920年代前半は、ヨーロッパ各国でも新しい教育法が次々に産まれましたが、小林先生も実際にヨーロッパに渡り、当時の様々な教育家から学んでいたそうです。


それが活かされたこのトモエ学園で、小林校長先生の子供たち一人一人を尊重する教育方針が本当に素晴らしいのです。


現代、いじめ問題などで記者会見をする表情のない教育者たちとは全くもって違います。本当の教育者とは小林宗作氏のような方のことを言うのでしょう。

トモエ学園には、世間一般でいうところの問題児や、障害を持った子供もたくさんいます。

トットちゃんも、普通の学校では問題児扱いされていた一人です。
ですがトモエ学園に来てから、みるみる変わっていきます。

「君は、ほんとうは、いいこなんだよ。」

校長先生が言ってくれたこの言葉の意味を、トットちゃんは大人になってから知ることになります。

 

大人が本当に子供を信頼し見守っていれば、それが子供にもしっかり伝わるんですね。

大人に信頼してもらえていることが、子供は何よりも誇らしく、自信につながるのだということがわかります。

 

本書を通して、私たちは本当の教育とはなんなのかをまのあたりにし、胸が熱くなることでしょう。

 
トモエ学園は戦時中に焼失して今はありません。

でも当時のことを書き残し世に広めてくれた黒柳徹子さんに感謝したいくらい、一生大事にしたい本です。

娘がもう少し大きくなったら、読ませてあげたい一冊でもあります。

 

他にも、子供と一緒に読みたいオススメ絵本はこちら

↓↓↓

www.uminoheya.work

「教育ママ」じゃなくても育児本を読もう!

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育児本を読むお母さんって、とても教育熱心ないわゆる「教育ママ」なイメージがあって、以前の私は自分が育児書を読むよりも、子供に読ませる絵本を探す方にばかり夢中になっていました。

自分が読むのは小説や自己啓発本で、あくまでも自分のための読書だったのです。

でも、あるときママ友に勧められて読んだ一冊の教育本が、そんな私の思い込みを一掃してくれました。

 

私はこれまで育児や教育関連の悩みがあるときは、幼稚園や学校の先生、ママ友、時には自分の親や兄弟に相談したり、アドバイスを仰いだりしてきました。


でも、本を読むことで見つかる答えもあるんですね。
そしてそれは周りの人に相談するのとはまた違う、感動を伴った深い気づきがあったのです。

 

一人でじっくり育児本を読むことで自分の心に深く浸透し、娘たちへの接し方などを振り返るとても良いキッカケになりました。

実際、書いてあるの通りに実行することはできなくても、こんな考え方があるんだ、こんな見方もあるのだと、知っておくだけでもじゅうぶんに価値があると思います。

 

 まとめ

  • 育児をするすべてのパパとママにお薦めの本を7冊紹介しました
  1. お母さんのための「男の子」の育て方
    お母さんのための「女の子」の育て方
  2. 伸び続ける子が育つお母さんの習慣
  3. 親子で始めるプログラミング教育
  4. 女の子が生きていくときに覚えていてほしいこと
  5. 頭のいい子に育つ五感のびのび育児
  6. お母さんの工夫~モンテッソーリをてがかりとして
  7. 窓際のトットちゃん
  • 「教育ママ」じゃなくても育児本を読もう!

以前の私のように育児本にはあまり興味がないなぁとか、そもそも本はあまり好きじゃないなぁという方もいるかもしれませんが、今回、一度読んでみて損はない本ばかりを厳選して紹介しましたので、機会があればぜひ手に取ってみてくださいね☆