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WEBライティング技能検定は受ける必要ある?受講した私が徹底解説

ウェブライターを目指すにあたって、WEBライティング技能検定は受けておいた方が得なのか?受ける必要性はあるのか?気になりますよね。

 

実際にウェブライティング技能検定試験を受けてみた私が、その必要性について、そして検定試験はどんなものなのか、また検定を受けるにあたってどんな勉強をするのか、詳しくお伝えします!

 

 

WEBライター技能検定ってどんなもの?

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一般社団法人日本クラウドソーシング検定協会という団体が認定している検定試験で、このWEBライティング技能検定に合格すると、クライドクリエイターWEBライティング実務士の称号が与えられ、それは立派な合格証書と認定カードをもらえます。

 

そしてこの立派な証書をもらうと、なんとも誇らしげな気持ちになります。
私は一週間ほど合格証書を部屋に飾ってました(笑)。
ですが・・、この証書をもらった日から、一体どんな特典があるのか。

 

「私はウェブライティング実務士の資格を持っています。」

 

とアピールできます。

で、アピールできると、どんな得があるのか。

 

・・・・・・・・・・申し訳ありませんが、はっきり言って肩書としてはなんの得にもなりません。

 

え??ですよね。

 

この資格を取ったからと言って、今すぐに、ライターとして自活できるようになるわけではありません。
じゃぁ、なんのためにこの検定はあるのか。

 

ライターを目指す人にとってタメになる勉強ではあるのですが、その内容を詳しくご紹介しますね。

この検定を受けてみようと思っている方、詳しくお伝えしますので最後までご覧くださいね☆

 

ライティング技能検定試験の内容とは!?

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結論から言ってしまうと、WEBライティング技能検定試験に出るのは主に、

  • 簡単な文法の問題
  • 四字熟語
  • PCウィルス感染対策のごくごく簡単な知識
  • 個人情報保護法などの法律
  • キーワードに沿った短い記事を制限時間内に書く
    (100字の記事、300字の記事、400字の記事の計3つ)
  • ノマドワーカーとしての心得について

などです。
これを、60分の制限時間内で回答します。

 

これを見ると、皆さんがいちばん大変そうに感じるのはライティング問題じゃないでしょうか。実際、

キーワードに沿って書く記事はよほどひどい文章じゃなければOK。でも短い文章とはいえ60分の時間内に3記事を書くのはけっこうなスピードが必要です。

 

しかも、記事を書く問題の前に文法や熟語などの基礎問題(超簡単)をすべて済ませてからライティング問題に挑みます。基礎問題を20分で済ませたとしても、文字数は少ないとはいえ残り40分で3記事の作成をするのはかなりタイトです。

 

頭でじっくり考えてから書くとタイムアウトになるので、書きながら考えるという感じです。

ちょっと、難しそうって思いますよね?

でもこれは、ある程度訓練しておけば誰でもそれなりにできるようになりますよ。

 

そしてこの検定を受けるには、WEBライティング技能講座という通信講座を受講する必要があります。

受講せずに、試験のみを受けるということは、残念ながらできないんです。

 

気になる料金は?

この講座を受講するのに、まずは36000円かかります(テキスト代込み)。
更に受験する際は受験料6000円が発生し、やっと合格!と思っても、更に3000円払わないと合格証書はもらえません。

なんやかんやと合計45,000円くらいかかります。

 

これだけの出費を伴ってまで、この試験を受ける価値があるのかないのか、ネット上でも様々な意見があるようです。

結論から言うと、私は受けて良かったと思っている派です。その理由も、詳しく説明していきますね。

 

WEBライティング技能検定講座の教材の中身とは?

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WEBライティング技能講座テキスト

当然ですが、試験に出てくる内容を網羅した教材になっています。

基礎編応用編に分かれていて、

 

基礎編では

  • 基本的な文法
  • 一般常識問題
  • 四字熟語
  • PCウィルス対策の知識
  • SEOの重要性など
  • ノマドワーカーとして働くための心得

などを学びます。

応用編では

  • 具体的な文章の書き方
  • キーワードに沿って指定文字数で記事を書く練習
  • ISV練習法という、キーワードから大量の類義語を発想する力を磨く

 

応用編は、実際にライターとして仕事をする際に必要な技術になってきます。

そしてテキストを一通り勉強したら、問題集を解いて更に知識を定着させます。

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WEBライティング技能検定講座 問題集

 

テキストでは文章の作り方を勉強する中で、様々な例文が出てくるのですが、
以前はその例文がひどすぎるとか、教材の内容が簡単すぎて勉強する価値がないといった、利用者のコメントも多々目にしました。

 

例えば悪い文章の例ところでは、まるでギャルのラインメッセージかなと思えるような文例が載っていたりと、思わず目を疑うような内容があったとか。

 

でも実際私が受講したときは、そんな冗談みたいな例文は一切ありませんでした。

 

ただ、実際に受講してみて感じたのは、確かに決して難しい内容ではなかったということです。

 

ですが、すでに知っている知識については、この講座で改めて学ぶことで再確認できて良かったですし、基本的な文法についても、意外と忘れている部分もあり、やはり改めて勉強できてよかったと思っています。

 

正しい文法なんて知らなくても文章は書けますが、やはり「書くこと」を仕事にする以上は、できるだけ美しい日本語を使いたい、という思いもありましたので。

 

テキストではSEOの重要性やその方法についても学びますが、SEOについては全くの素人だった私には、とても勉強になる内容でした。

 

もしかしたら以前の利用者達の、「テキストの中身が簡単すぎる」「講座を受けるメリットがない」などの厳しい声を吸い上げて、教材の内容をレベルアップされたのでしょうか。ちなみに私が勉強したのは2017年12月発行の教材です。

 

また、テキストの他にも、付録資料になりますが、ひとつのキーワードから思いつく限りの類義語を並べていって発想力を伸ばすISV練習法という練習ノートもありました。

これが個人的にはすっごく良かったですね。

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ISV練習法

実際に今、ライターとしてのお仕事を始めると、指定されたキーワードで記事を書くのですが、その際に、そのキーワードに関連する「関連ワード」もたくさん入れていくことが記事の質を高めます。

このISV練習法では、ひとつの単語から、思いつく限りの関連ワードを、短時間に大量に(5分間で50語など)書き連ねていく練習 をするので、発想力が鍛えられると感じました。

 

この練習が、私としてはライティングのお仕事をする上でとても有効でした!

発想力を鍛える短い時間でたくさんの関連ワードを思い付くことができる、これは記事を書く上でとても貴重なスキルになるはずです。

 

私としては、この技能検定講座の内容に対し、深い興味と関心を持って、ひとつひとつのセンテンスを勉強していくことができました。

WEBライティング技能検定に合格すると稼げるライターになれるの?

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ではこのWEBライティング技能検定講座を受け、合格し、WEBライティング技能士の称号を与えられると、実際に稼げるライターになれるのでしょうか?

 

正直ここは、イエスであり、ノーでもあります。

人によります。

 

・・ここまで来て、そんな当たり前のこと言わないでって感じですよね。

すみません。でも本当にそうなんです。

 

正直、ライティングの上達の道は、場数を踏むことです。
書けば書くほど上達します。それしかありません。
あとリサーチ力とも言われています。

 

読者が知りたいと思うことを的確にキャッチして、正確な情報をとにかくリサーチしまくる。

 

できれば優秀な、師匠的存在の人に付いて教えてもらい、スキルアップするのが近道と思われます。 とにかく実践あるのみで、

ライティング技能検定を合格したからといってライターとして仕事をもらうのに有利ということは全然ないし、書きまくって経験値を上げていくことだけが、稼げるライターへの道なのだと思います。

 

だから試験を受けるための勉強をしている時間すらもったいなく感じるなら、すぐにでもランサーズなりクラウドワークスなりに登録して、お仕事に応募して、まずはやってみるというのが一番の近道かもしれません。

実際、初心者向けに、手取り足取り技術を教えてくれるクライアントさんもいます。

 

【WEBライティング技能検定はこんな人にオススメ】

実は小・中・高と、国語はずっと得意科目だった私。
だけど国語力以前に、私に決定的に足りないもの、それはあたらしい世界に飛び出していく勇気でした。

 

ただ国語が得意だった人なんて世の中ごまんといます。
普通の会社勤めしかしたことのない、小心者の私がいきなりランサーズとかに登録してライターの仕事を取ってくるというのはとても勇気がいることでした(笑)。

 

誰だって最初は初心者なんだから、エイっと申し込んでしまえば良いのだけど、心の準備が欲しい私は、すでにライターとして活躍していた友人から、たまたまWEBライティング技能検定の話を聞き、すぐさま教材を取り寄せました。

 

一応これで勉強しておいて、試験に受かったら、それを自信にライターの世界に飛び込める。と思ったのです。

あと、形から入りたいタイプでもあったので、とりあえず勉強して資格取ったってことで安心したかったのかも(笑)

 

自信をつけたい、心の準備をしたいというために45,000円の受講料を払うのが高いと思うか妥当と思うか・・それは、その人次第です。

私自身は、受講して良かったと思っています。

 

私がWEBライティング技能検定講座を受けた率直な感想

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正直、テキストの内容は全くむずかしくはありまりませんでした。

基礎編などは特に、一度サーっとっ目を通せばほぼ頭に入ってきます。
復習とかが必要なほどでもないです。

文法などは小学校で教わったようなレベル

個人情報保護法などの法律的なことも、一般常識程度の知識で大して難しくはありません。

 

それでも、私は勉強していて楽しかったです。

 

ネットはひたすら情報を受けとる側で、提供する側になったことがなかった私は、SEOとか全然知らなかったので興味深かったし、小学校レベルの文法も改めて勉強すると、意外と忘れていたことを思い出せたり、再確認できたりと、それなりに楽しかったんですよ。

 

あと情報をインプットする心地よさというか、ここ何年も、育児と慣れ切った会社の仕事しかしてこなかったの私は、新しい世界に触れてる感覚が気持ちよかったんです。

 

応用編の、文章を書く練習は更に楽しかったです。
キーワードに沿った文章を、文字制限のある中で書くという行為自体がほぼ初体験なので、それもすっごく面白かったんです。

 

正直、この検定は意味がないという意見もネット上で多数みかけましたが、実際そういう意見があるのも納得できます。

でも、私のように、ライターの世界に飛び出すまえに少しでも予備知識をつけて安心材料にしたいとか、そもそも国語が死ぬほど苦手という人なら、基礎的な文法も学べるので受けてみても良いんじゃないかと思います。

実際、初心者ライターさんの中には、けっこう文法がめちゃくちゃな方も少なからずいますので^^;

 

正直この講座を受けるのに10万円とかだったら躊躇したと思うけれど、4万円ほどなら、まぁギリギリ出せる範囲だなというのが率直な感想です。

 

というわけでまとめると以下のようになります。

WEBライティング技能検定を受けるのに向いている人
  • ライティングの世界に飛び込む前に予備知識が欲しい人
  • 国語がめちゃめちゃ苦手で小学レベルの基礎的な文法をおさらいしたい人
  • とりあえずWEBライティング技能士という資格が欲しい人

 

WEBライティング技能検定を受ける人へのアドバイス

ここまで読んでいただいて、受けてみようかな、と思う方もいるでしょうし、自分には必要なさそう!と思ってやめる方もいるでしょう。

もし、受けてみようかな。と思った方がいるのであれば、ぜひアドバイスをさせてください。

 

【あらかじめ時間配分をしっかり考えておく】

 

試験問題は正直難しくありません。でも、試験時間の60分は、試験問題全てを解くには結構短いです。

 

とくに記述問題。キーワードに沿って決められた文字数以内で記事を書く問題が3つでます。これに意外と時間を取られます。

対策として、時間配分を最初に決めておくことを強くオススメします。

  • 基礎問題は始めの15~20分以内に済ませる
  • 残りの40分で、3題の文章問題の時間配分を決める

例えば400字の問題、300字の問題、200字の問題が出たとします。

200字と300字の問題に各10分あて、残りの20分で400字の問題に取り組む、といった感じです。

もちろんこの配分は目安なので、ご自分に合った時間配分を探ってみてくださいね。

 

試験本番は自宅のPCで行うのですが、意外と緊張します。

 

あらかじめログインしておいて、時間が来るとテスト画面に入れるようになり、スタートです。
実際受けたとき、300字の記事を書く問題の最中に、私はうっかり文字数カウントを間違えて、慌てて書き直しをしたんですね。予想外の時間のロスです。

 

そしたら一番力を入れたかった400字の記事を書く問題のところで、書いている途中でタイムアウになってしまい、回答が送信されてしまったのです!!

 

試験終了時刻キッカリに、突然画面がシャットアウトされて、スゥーーッといやおうなしに回答が送信されます。

 

「待ってぇぇぇぇぇぇ!!」と絶望のポーズで思わずPC画面に手を伸ばしていました。

 

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・・・・・・。

やってもうた。

ぜったい落ちた・・。

 

 

 結果は3週間後。

もし落ちたらまた6000円払って試験を受けなくちゃいけません。

試験自体は毎月受けられるのですが、また6000円の出費は絶対に嫌でした(笑)。

 

 

 

2週間後・・・

 

 

 

合格メールが届きました!!!

 

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結果は3週間後くらいと言われてましたが実際はもっと早かったです。

 

400字の記事を、200文字強で書き途中のまま試験終了となってしまいましたが、書いた部分の内容だけで合格と判断してもらえたのでしょうか。それとも他の部分が満点近い成績が取れていて合格できたのかもしれません。
もしくはその両方かも・・。

 

どちらにせよ、無事合格できたので良かったですが、このようなハラハラすることは体験したくないと思うので、

落ち着いて試験を受けられるためにも時間配分はあらかじめよく考えておいた方が絶対に良いです。

 

【短い時間で文章をスピーディに書く練習をしておく】

 

ライティングを始めた頃って、少しでも良い文章を書こうと考えすぎてしまって、なかなか筆が進まないといったことが、多々あると思います。

考えてから書くのではなく、考えながら書き、書きながら次の文章を考えるという練習をしておくと試験本番に強いです。

 

実際ライターとしてお仕事を始めると、やはり考えてばかりでは筆が進まないので、とにかくいったん書き始めてみるスピード感を身に着けておくことは大事だと思います。

 

試験前には基礎問題の模擬試験が3回まで受けられます。
また、過去問の総評などもHP上で見れるので、参考に読んでみることをオススメします!

 

ご興味のある方はコチラ

↓↓↓

クラウドソーシング検定協会公式HP

crowd-kentei.or.jp

 

まとめ

  • WEBライティング技能検定講座を受けなくてもライティングの仕事はできる
  • 技能検定は、ライターになる前に予備知識や心の準備が欲しい人にはオススメ
  • 講座受講料・試験料の45000円が高いか妥当かはその人の価値観次第
  • WEBライティング技能検定講座を受けるなら時間配分をしっかり決めておこう

あなたが本講座を受ける前に、これを読んで少しでも役に立ったと思ってもらえたら嬉しいです。